初体験
子供が夏休みに入ると、本当にPCとは接触する時間がなくて・・・。
母は困ってます。
みなさんはこの前の三連休、どこかへ行きましたか?
にゃー君と母は、松山へ行ってきました!!
にゃー君生まれて初めての海を渡る旅でした。
それは、母にとっては初めての子連れ旅でした。
とっても胃酸が溢れ出る旅でした・・・。
そもそも松山に行くきっかけは、母の姉夫婦が松山に住んでいたのが転勤となって埼玉に引っ越す事となり、ばあばが先に松山に手伝いに行ったのをじいじが後で車で三重県から松山市まで行くので良かったらどう?って誘われたので母は勢いで決断したのです。
パパは今回欠席で、母とにゃー君とじいじで久居市~松山市までの旅路が始まりました。
旅行日程は七月の十七、十八日の一泊二日と言うとってもハードな日程で、とりあえず十七日の朝五時、母はにゃー君の耳元でこう囁きました。
『早よ起きやんと いとこの兄ちゃんに会えへんで・・・』
にゃー君はいとこのお兄ちゃんの熱狂的なファンでして、夏休みとか正月休みにしか会えないけど、会った瞬間からにゃー君はそのお兄ちゃんの、云わば『小さいストーカー』と変貌してしまいます。
故に、いつもならどんな事があっても早起きなんてしないにゃー君の目が素直に開きました。
『もうお兄ちゃんに会えりゅ?』
その返事は適当にあしらいながら車に乗り込み、いよいよ出発!
三重県から、奈良県までは楽しいドライブでにゃー君もいい子でした。少し車でウトウト眠り出して大阪は難なく通り抜けました。
そこからが・・・
『なあなあ、まちゅやまってどこ?』
『あと何分?』
『もう帰りたい』
『なんでまだちゅかへんのぉ~~~(怒)』
『んあああ~~~~~~~~~~!!!!!』
途中のSAで何度となくガチャポンをし、ジュースも何杯も飲み、アイスを朝早くからほおばり、チャイルドシートから脱走し、小さいゲーム機を買って、ようやく後部座席からの悲鳴というか、罵声は止みました。
確かに、大人でも何時間と車の中で過ごすのは苦痛だけどさ。
まだまだ本土からは脱出出来てないのです。
そうこうしているうちに、母にも睡魔がやってきて・・・。
にゃー君の声も段々遠のいてきて、少しぼやけた光景で、運転するじいじに後ろからハンガーでちょっかいかけて喜んでいるにゃー君と、困りながらも強く出れないじいじの姿が見えたような・・・。
気のせいと言い聞かせ、母は数十分寝ました。
少し寝てから運転はじいじから母にバトンタッチ。再びにゃー君が眠りに付いたのでのんびりとドライブしながらじいじも少し眠りました。
朝六時過ぎから出発して、午後二時半過ぎ。
ようやく松山インターに降り立ちました。
あとは、松山インターまで迎えに来てくれる姉を待つばかりです。
その間も
『お兄ちゃん、まだ~~??(怒)』
『もお~~~!!!』
母は怒りたかった・・・でも、じいじがいるから我慢した。
にゃー君もじいじの前では強気で、母の胃酸はシュワシュワと音を立てていたけど、それでもやっぱり我慢した。
待つこと三十分。ようやく姉の車が来ました。
いとこのお兄ちゃんもいました。
にゃー君にしたら、ここからが本番!といった感じでしょうか。テンションが見る見る上がってきていました。
これから初めていとこのお兄ちゃん家でお泊りです。
どうなるんでしょうか?
母はここまで書いていたら記憶が蘇るとともに胃酸も再び湧き上がって来ました。
よって、話の続きはまた・・・。