続・初体験
さてさて、待望のいとこのお兄ちゃんと対面したにゃー君、嬉しくて嬉しくてモジモジしながらもお兄ちゃんとの距離をジリジリ詰めています。
ようやく着いてほっとしたのも束の間、いとこのお兄ちゃんがみんなでボウリングしたい!とのリクエストでみんなでボウリングに行きました。
そのボウリング場は小さい子供用の、ガイドというのか、あの~小さい滑り台のようなもので、その滑り台のてっぺんにボウリングの玉を置いて、子供がエイヤッと押したら玉がゴロゴロ滑り出してピンに当たるというものです。はあはあ、説明で疲れた・・・。まあ、それがあったのでにゃー君にはそれを使ってボウリングするという事にしました。
にゃー君といとこのお兄ちゃんは四歳と半年の年の差があります。学年では五つ違うのです。
ならば、力も頭も当然の事、いとこのお兄ちゃんが勝つに決まっているんですが、
が、
にゃー君にはそれがわからない・・・。
故に、最初は大人しく?子供用の補助道具を使っていたのが、気がつけば・・・。
・・・。
一人でおぼつかない手つきでいとこのお兄ちゃんの身振りを見よう見まねで玉を放り投げていました。
それだけだったら微笑ましいだろうけど。にゃー君ですので。
若手芸人並みの大声と大きいリアクションと、ゼンマイ仕掛けのネズミみたいなフットワーク・・・。
母は恥ずかしかった・・・。これが自分の子じゃなかったら
『面白いやん♪』
なんて思えるかもしれないけど、母はにゃー君に落ち着いて欲しかった。ホンマに。
そうこうしていたら・・・。
『ゴッ・・・。』
にゃー君ボウリングの玉を持ったままはしゃいでいたので、滑って頭から床に落ちちゃった・・・。やれやれ・・・。本人も少し反省したのか、その後は静かに(前よりは)してボウリングは終わりました。この後は焼肉を食べに行くことに。
焼肉屋までの道中、にゃー君の空回りなテンションに、母は成す術もなくいたら、とっさに母は無意識に顔を上に上げました。
そう、鼻血出た・・・。
ティッシュで鼻を押さえつつ、焼肉も食べ、その頃にはいとこのお兄ちゃんとも落ち着いて接することが出来るようになったのか、一緒にゲームをしていました。にゃー君はゲームは分からなかったんだけど、お兄ちゃんが優しく相手をしてくれたので2人はそれでひとしきり遊んでいました。
夜も遅くなって寝る時間です。明日にはもう帰らなくてはいけません。
にゃー君はちゃんと眠れるんでしょうか・・・?